地蔵尊の歴史は古く、その名は大地が全ての命を育む力を蔵する様に、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から付けられたとされる。特に子安地蔵尊は「子供の守り神」として信じられている。また、当山の子安地蔵尊の様に六人の嬰児を抱えた例はあまりない。これは「六道」救済をも意味していると思われる。安産・子育て等の御祈願。或いは幼くして身罷れた幼児霊・水子供養等、心ある方はご参拝ください。
参拝の仕方。合掌し一礼した後、南無地蔵願王尊(なむじぞうがんのうそん)を三辺お唱えし、続いて、それぞれの「想い」をお唱えします。終わりに地蔵真言(オンカーカーカビエサンマエイソワカ)を三回お唱えし、一礼して終わります。